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浦安市会計課様

EBNext2DX for Server LG × pufure連携の導入事例です

pufure®の自動化 × 会計課内完結

属人化とミスを断ち、年間300時間を削減する会計DX

— “人に依存しない” 安定した運用へ —

— チェックツールでファイルエラー原因を送信前に特定 —

— 確認・送信・承認のムダを徹底削減 —

成果要約 ① 会計課内で完結:他課の締切・手順はそのままに効率化
② 誰でも同じ品質:属人化の解消と誤送信リスクの低減
③ 年間300時間削減:送信・承認の自動化で実現

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1. リード(背景と狙い)

金融機関との振込・口座振替等ファイル伝送業務においては以下のような事務負担が課題となっていた。

ファイル件数が多く担当者への業務負荷集中、金融機関への伝送時限に対する作業切迫感・送信操作後のファイルエラーに対する奔走など、職員負担削減と伝送遅延リスク低減の改善が求められる状況であった。

この課題に対し、本取組では EBNext ®2DX for Server LG(以下、EBNextLG)× pufure の連携を軸として、送信前後の周辺業務まで含めた最適化を図った。2025年6月の初回打合せから、8月の試行導入、9月の実証実験(PoC・1か月間)を経て、事前に課題検証を徹底。この一連のプロセスにより、本格導入後は短期間でスムーズに現場へ定着し、業務負担の軽減と安定運用の両立を実現した。

2. お客様プロフィール

自治体:千葉県浦安市

部 門:会計課 出納係

ご担当:西津 啓次郎氏

3. 導入前の問題

1. 作業負荷

・ 手動操作を前提とした運用であることから、作業の都度人手による対応が必要。

・ (浦安市の運用要因により)送信順の照合作業が必要となり、画面の反復確認が多く発生。

2. ファイルエラー特定の遅延

・ 原因の特定・解消に時間を要するエラーが送信段階まで判明しないことにより業務が遅延。

・ 作成元(原課)への差戻しが連鎖し、締切(例:18時)に間に合わない。

3. 属人化の顕在化

・ 全銀フォーマット(桁数・半角/全角・合計一致・種別コード)が理解に一定の知識を要する。

・ レアエラーほど調査が必要かつ時間を要し、特定担当へ負荷集中。

4. 業務計画の不確実性

・ 少ない日:約1時間/多い日:2〜3時間/繁忙時:“半日”。

・ 業務の特性上、予見しづらい対応の発生を事前に把握できないため、予定が立てづらい。

5. 業務拡大への対応

・ 振込件数の集計など、自治体の業務拡大により、新たな業務負荷が発生。

4. 解決アプローチ

1. EBNextLG × pufure 連携で中核の負荷を削減

・ 送信から承認までの作業を自動化し、人は確認すべき内容だけに集中。

2. 全銀“チェックツール”で送信前段階でデータ不整合を検知

・ 桁数/文字種別/件数不一致/金額不一致等を、送信する前段階で自動検知。

・ 作成元(原課)への差戻し・手戻りの連鎖を大きく減らす。

3. 送信順の自動確定・記録

・ 金融機関提出資料と自動で一致でき、突合作業を排除。

4. 銀行手数料の正確な集計

・ 自行宛て・他行宛てを自動で集計し、送信が複数回に分かれても正確に処理できる体制。

5. 押すだけ運用(補助機能ツール)

・ 補助機能ツールが固定パス参照やフォルダ切替など、迷わず進めるUI(ユーザーインターフェース)を整備。

5. 導入プロセス(予算・情報部門対応)

1. 全体タイムライン(今回の流れ)

◆ 2025年6月:初回打合せ

・ 現状棚卸し(工程・役割・締切・件数・発生エラーの実態)

・ 現場に寄せる要件の明文化(送信順・事前チェック・集計出力 など)

◆ 2025年8月:トライアル導入(最小有効スコープで稼働開始)

・ EBNextLG × pufure 連携のコアと前後工程ツール(送信順自動確定・チェックツール・集計)の初期版で稼働

・ トライアル運用で操作・権限・フォルダ構成を調整

◆ 2025年9月:PoC(1か月)

・ 実データで効果測定(時間計測・エラー件数・差戻し率・締切遵守)

・ 財政・情報部門向けの説明資料化(効果・投資対効果・運用品質)

注:一般的には PoC→導入 の順が多いところ、本件ではトライアル導入を先行し、その後の PoC で実証・最適化を行うことで、短期間で成果を可視化している。

6. 運用設計と現場適合(送信順・銀行手数料集計・随時/タイマー送信)

1. 標準フローの明確化

・ 事前チェック → 送信順の自動確定 → 送信/承認 → 銀行手数料 を統一フロー化。

・ 操作順序・フォルダ構成を整理し、「どの担当者でも同じ手順で作業できる」状態に統一。

2. 例外処理の軽量化

・ タイマー送信(定刻自動送信)に間に合わないデータは随時送信で吸収。

・ レアエラーは簡易メモで記録し、次回発生時に誰でも判断できるようにすることで、例外処理の負担を減らし、再発時の対応を早められる仕組みに整理。

3. ガバナンスと権限

・ 起票から承認までの役割は EBNextLG により自動化しつつ、必要なガバナンスは従来どおり維持したまま、フローを単純化して作業者の負担を軽減。

4. 教育・引継ぎ

・ 短時間で読めるマニュアルと、実際の画面キャプチャに沿った資料を整備し、新任でも短期習熟。

・ 補助機能ツールのチェック機能やメモ化により“知識として残る仕組み”に置き換え、属人化を抑止。

7. 導入効果(定性/定量)

1. 定性効果

・ 属人化の解消:フォーマットエラーの特定や送信順の扱いを仕組み化し、誰でも運用できる標準手順に。

・ 誤送信リスクの削減:全銀ファイルチェックと送信前後の整合でヒューマンエラーを予防。

・ 可処分時間の創出:担当者の作業時間が短縮され、空いた時間を他業務へ再配分。所属全体にも好影響が波及。

・ 締切リスクの大幅低減:原因特定の迅速化と例外吸収により、受付時間内に間に合わせやすくなった。

・ 対外調整の円滑化:送信順と一覧の整合性が担保され、金融機関への引渡しがスムーズに。

心理的負担の軽減

・ レアエラーの不安を縮小:自動チェックによる例外吸収設計で構造的に縮小。

・ “締切の壁”への手立て拡充:原因特定の高速化+随時送信で、“間に合わない”ストレスを緩和。

・ 継続的な安心感:ベンダーの迅速な改善対応が、現場に継続的な安心感を醸成。

2. 定量効果

・ 1か月あたり25時間、年間300時間を削減。

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・ 削減の主因

- 送信・承認の“二重ログイン”や“画面操作”の自動化

- チェックツールによって送信対象ファイルの確認(選択)と転送が効率化

8. ご担当者コメント

公金を取り扱う振込データの送信は、慎重な判断と、厳格かつ正確な処理が求められる業務です。 しかし、これまでは手動操作を前提としていたことから、単純な操作に時間と手間を割かれ、急かされるようにして振込データのチェックを行っていました。

また、振込データの判読には全銀フォーマットに関する専門的な知識が必要で、担当者への負荷や突発的な対応による心理的負担も大きな課題でした。

今回の自動化ツールの導入により、煩雑な手作業の手間や誤送信のリスクが払拭されました。単純作業を自動化したことで、最もコアな要素である「送信すべき振込データの判別、内容チェック」という本来注力すべき確認業務に、時間と意識を集中できるようになりました。

また、担当者以外でも同じ品質で確実に業務を行えるため、業務継続性も大幅に強化されました。

年間約300時間の創出時間は課内の業務効率化に寄与しており、日々の確実な会計業務を支える欠かせないインフラとなっています。

9. 成功要因と再現ポイント

1. 現場の実態を起点に、前後工程まで一気通貫で最適化

実際の作業手順やエラーの起き方を細かく把握し、送信前から送信後まで“ひとつの流れ”として改善。

現場の混乱や迷いをなくし、運用の再現性を高めました。

2. 誰でも同じ品質で作業できる“標準手順”を確立

チェック機能やメモ化、補助ツールなどにより、レアケース対応も仕組みとして吸収。担当者に依存しない“誰がやっても同じ品質”の運用を実現しました。

3. 要望をその都度反映し、現場に寄り添った改善を継続

操作の迷い・負担・エラー原因など、現場が感じる課題をその都度フィードバック。改善をスピーディに反映し続けたことで、自然に業務へ定着しました。

4. 締切対応・対外提出・誤送信防止など、重要領域に集中して改善

締切、金融機関提出、ヒューマンエラー防止など、業務にとって最優先のリスク領域にフォーカス。

確実性の高い運用が短期間で実現しました。

5. トライアル導入 → PoC で短期間に効果を可視化

まず小さく試し、実データで効果を確認。その後すぐ改善につなげるサイクルにより、短期間で「動く姿」と「数字による裏付け」の両方を実現しました。

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